ID:52632
しりあがり寿の現代美術 回・転・展
SHIRIAGARI KOTOBUKI NO GENDAI BIJUTSU
"KAI・TEN・TEN" turn,turn,turn more!
会場
伊丹市立美術館
ITAMI CITY MUSEUM OF ART
会期
2017 1.14[SAT.]→3.5[SUN.]
展覧会概要
しりあがり寿の現代美術 回・転・展 シリアガリコトブキノゲンダイビジュツ カイ・テン・テン
SHIRIAGARI KOTOBUKI NO GENDAI BIJUTSU
"KAI・TEN・TEN" turn,turn,turn more!
しりあがり寿(1958-)は、「弥次喜多 in DEEP」や朝日新聞に連載中の「地球防衛家のヒトビト」など独特のシュールなギャグマンガで知られるばかりでなく、近年はエッセイや演劇、音楽、ゲームの分野でも幅広く活躍しています。また国内外の展覧会で墨絵や映像を用いたインスタレーション作品を発表し、アーティストとしても高く評価されています。
いずれの仕事にも通底するのは、現代の世相の暗部を照らし出す批評精神と社会の弱者に寄り添う優しさです。それらをユーモアで包み、唯一無二の世界を創出してきました。東日本大震災後の日本を描いた『あの日からのマンガ』などは記憶に新しいところです。
美術館での初の本格的な個展となる本展では、しりあがりがここ数年強く関心を抱く「回転」をテーマに、新旧の作品を織り交ぜながら、マンガという枠に収まらない表現者としてのしりあがり寿像に迫ります。
グルグルグルグルグールグル♪ やかんから美術作品、映像、日用品まであらゆるものが会場で回り始じめる大規模な新作は必見です。
回転とは何か?
* - 停滞の美学か、物語からの脱却か、存在の根源か、インスタント存在アップ術か。-
ギャグとシリアス、ナンセンスと哲学、サブカルチャーとアートなど様々な境界線上から独自の表現を試みるしりあがり寿の感性が、観る者の脳内を刺激することでしょう。
常識を揺り動かす、この不思議な「回転」をお楽しみください。
* しりあがり寿 『しりあがり寿の回 ・ 転 ・ 界』 「あとがき」 より
- 主催者
- 伊丹市立美術館[公益財団法人伊丹市文化振興財団・伊丹市]、朝日新聞社
- 協賛・協力等
- [共催]伊丹市教育委員会
[協力]国際ディスプレイ工業、スーパー・ファクトリー - 休催日
- 月曜日
- 開催時間
- 午前10時 ~ 午後6時
- (入館は午後5時30分まで)
- 観覧料
- 一般800(700)円、大高生450(350)円、中小生150(100)円
- ※( )内は20名以上の団体割引料金
※兵庫県内の小・中学生はココロンカードの呈示にて入場無料
※4市1町(伊丹市・川西市・宝塚市・三田市・猪名川町)の高齢者割引有(平日は60歳以上、土日祝は65歳以上) - 展覧会ホームページ
- http://artmuseum-itami.jp/jp/category/exhibition/upcoming_exhibition/
イベント情報
①超講義 世界は回転でできている
宇宙の根源に迫る物理の講義にパフォーマンス、どんなことが起こるかお楽しみに。
菊池 誠 (物理学者/大阪大学教授)、 しりあがり寿ほか
2017年1月14日(土) 14:00- 美術館展示室
聴講無料(要当日観覧券)/申込不要
*美術館1Fロビーに集合ください。
*展示会場にて開催のためイベント開催中は一部展示がご覧いただけなくなりますことご了承ください。
②スペシャル回転グルグル対談
宗教・芸術・歴史など様々な観点から回転について語り合います。
中沢新一 (人類学者/明治大学野生の科学研究所所長) × しりあがり寿
2017年2月11日(土祝) 15:00- 美術館1F講座室
定員 100名/聴講無料(要当日観覧券)/申込不要(当日先着順)
会場情報
伊丹市立美術館 シリツイタミミュージアム
ITAMI CITY MUSEUM OF ART
- 会場住所
-
〒664-0895
伊丹市宮ノ前2-5-20 - ホームページ
- https://itami-im.jp/
登録日:2016年12月20日