ID:5230
メトロポリタン美術館展
ピカソとエコール・ド・パリ
会場
Bunkamuraザ・ミュージアム
The Bunkamura Museum of Art
会期
2002年12月7日(土) ~ 2003年3月9日(日)
展覧会概要
メトロポリタン美術館展 メトロポリタンビジュツカンテン ピカソとエコール・ド・パリ
ニューヨークのメトロポリタン美術館は、パリのルーヴル美術館に並ぶ世界最大の美術館であり、その中に現代美術のコレクションまで所蔵しているという特徴から見れば、ルーヴルをもしのぐ最先端の総合美術館である。今回は特別に、その近代美術のコレクションの中から、パリが国際的な芸術の都として最も華やかだった時代、1895年から1930年代までに焦点を当てて、名作絵画72点が展示される。この時代は総括的に「エコール・ド・パリ」の時代と呼ばれるが、その意味は、ルドン、ボナール、ルソー、マティス、ドラン、ブラック、レジェ、ユトリロ、ローランサン、バルテュスといったフランスの画家たちのあいだに、20世紀の大スターたるピカソを筆頭に、グリス、ミロ、セヴェリーニ、デ・キリコ、モディリアーニ、ヴァン・ドンゲン、パスキン、スーチン、シャガールなどといった外国からパリに定住した画家たちが加わって反アカデミスムの一大画壇を形成していたからだ。彼らは互いに覇を競い、酒を酌み、口論し、そして互いに認めあって、華やかでもあり、奥深くもある魅力的な芸術世界を生みだしていた。「巴里(パリ)派」という以外には、この豊穣な芸術の特徴を説明することが出来ないのだ。ひとつの世界でもあり、極めて個性的な一人一人の画家が煌いている世界でもある。またそこは、人間の喜怒哀楽すべてがある。
(Bunkamuraザ・ミュージアム プロデューサー 木島 俊介)
- 主催者
- 読売新聞社、Bunkamura
- 休催日
- 1月1日
- 観覧料
- 一般 1300(1200)円
大高生 900(800)円
中小生 600(500)円
※( )内は20名以上の団体料金 - 展覧会ホームページ
- http://www.bunkamura.co.jp
- 展覧会問合わせ先
- 03-3477-9111
会場情報
Bunkamuraザ・ミュージアム ブンカムラザ・ミュージアム
The Bunkamura Museum of Art
- 会場住所
-
〒150-8507
渋谷区道玄坂2-24-1 - ホームページ
- https://www.bunkamura.co.jp/
- 問い合わせ先
- Tel.03・3477・9413
登録日:1999年3月31日