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デスマスクにみる友情―時代の共有者・奥瀬英三と林倭衛―

コレクションによるテーマ展VI 浦和アトリエ村2

会場

うらわ美術館

URAWA ART MUSEUM

会期

2002年11月12日(火) ~ 2003年3月23日(日)

展覧会概要

デスマスクにみる友情―時代の共有者・奥瀬英三と林倭衛― デスマスクニミルユウジョウ ジダイノキョウユウシャ・オクセエイゾウトハヤシシズエ コレクションによるテーマ展VI 浦和アトリエ村2

昭和のはじめ頃、浦和はさながらアトリエ村のようだったと言われます。当館ではそのアトリエ村の様相を探るため、そこに集まった美術家たちを紹介しています。平成12年には「牧歌的風景の記憶―跡見泰と武内鶴之助にみる浦和アトリエ村のはじまり―」展を開催し、それに続く本展では、洋画家の奥瀬英三と林倭衛にスポットを当てます。
昭和20年1月、浦和・別所沼近くの自宅で林が息をひきとり、多くの友人によってデスマスクが描かれました。その中に、沼の対岸に住む奥瀬のスケッチがあります。官展の奥瀬に対し、片や林は在野の二科展で活躍してきたため、その交流は知られていませんでした。アナキストでもあり自由奔放な生活を送った林と、堅実な美術を目指す実直な奥瀬との意外なつながりを示すこのマスクは、いったい何を物語るのでしょうか。所属や経歴を越え、激動の明治・大正・昭和期を絵描きとしてともに生きてきた友情の表れなのでしょうか。
このデスマスクを中心に、他美術館等に所蔵されているそれぞれの代表作と浦和に移り住んでからの作品を比較し、異なる軌跡を示しながらも同時代に生きた二人の作家を、前期後期の二期に分けて展覧します。

主催者
うらわ美術館
休催日
月曜日(祝日の場合はその翌日)、12/9~1/27
観覧料
無料
展覧会ホームページ
http://www.uam.urawa.saitama.jp/
展覧会問合わせ先
048-827-3215(代)

会場情報

うらわ美術館 ウラワビジュツカン

URAWA ART MUSEUM

会場住所
〒336-0062
さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3階
ホームページ
https://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/
更新日:2010年10月25日
登録日:2002年3月14日