ID:50324

作品とポートレートで偲ぶ

三浦景生 追悼展

会場

パラミタミュージアム 2階

PARAMITA museum

会期

2016年5月18日(水)~6月19日(日)

展覧会概要

作品とポートレートで偲ぶ 三浦景生 追悼展 ミウラカゲオ ツイトウテン

三浦景生は1916年(大正5)京都の老舗表具店に生まれました。1932年(昭和7)には丸紅株式会社意匠部に入社し染色図案の制作にあたりましたが、1947年(昭和22)自由な染色を志して退社し、当時新進気鋭の染色家小合友之助(1898-1966)に師事しました。
その後日展を中心にろう染めによる染色作品を発表し、パネルや屏風に仕立てた作品や布コラージュを用いた抽象表現を試みるなど常に斬新な手法で制作を展開しました。'70年代にはそれまで染色のモチーフとしてはほとんど顧みられることのなかった野菜を描き、不思議な浮遊感を漂わせる野菜たちは三浦芸術を特徴づけるテーマとなりました。また'80年代には石川県立九谷焼技術研修所で図案制作の指導に当たりましたが、それを機に陶芸作品の制作を始めました。独自の色使いと幻想的でどこかほのぼのとした陶芸作品は、その後染色とともに三浦芸術の重要な一部となりました。
また2007年にはパラミタミュージアムで個展を開催し好評を博しました。
三浦景生は終生現役作家として活躍しましたが、2015年8月、99歳の誕生日を迎えたあと間もなく永眠しました。
今回は作品とポートレートを展示し、染色家三浦景生氏を偲びます。

主催者
公益財団法人岡田文化財団パラミタミュージアム
協賛・協力等
後援:中日新聞社、伊勢新聞社、読売新聞社、朝日新聞社、NHK津放送局、三重テレビ放送
休催日
※会期中無休
開催時間
午前9時30分 ~ 午後5時30分
最終入館は午後5時まで
観覧料
一般 1,000円 (4枚セット券 3,000円) / 大学生 800円 /
高校生 500円 / 中学生以下無料
展覧会ホームページ
http://www.paramitamuseum.com/plan/exhibition.html

イベント情報

■ 講演会
2016年5月29日(日) 14:00~
みうらいさ子氏 (染色家・三浦景生氏長女)
「父・三浦景生を語る」

会場情報

パラミタミュージアム パラミタミュージアム

PARAMITA museum

会場住所
〒510-1245
三重郡菰野町大羽根園松ヶ枝町21-6
ホームページ
https://www.paramitamuseum.com
問い合わせ先
059-391-1088
更新日:2016年5月24日
登録日:2016年5月24日