ID:5017
華麗なる宮廷 ヴェルサイユ展
~太陽王ルイ14世からマリー・アントワネットまで~
会場
神戸市立博物館
KOBE CITY MUSEUM
会期
2002年10月12日(土) ~ 2002年12月25日(水)
展覧会概要
華麗なる宮廷 ヴェルサイユ展 カレイナルキュウテイ ヴェルサイユテン ~太陽王ルイ14世からマリー・アントワネットまで~
ブルボン王朝の栄光の歴史と文化を今に伝える、パリ郊外にあるヴェルサイユ宮殿は、年間約350万人もの来場者を迎える世界遺産として広く知られています。
このヴェルサイユ宮殿は、1623年にルイ13世が「狩の館」の建設に着手したことに始まります。その後、太陽王と呼ばれたルイ14世は、本格的な造営に取り組み、その規模を拡張するとともに、絶対王政の中心地として、またその富と権力の象徴としてヴェルサイユを壮大で華麗な宮殿へと変貌を遂げさせたのです。
ルイ14世の意に従った工事は50年間にわたって行われ、死後、次のルイ15世、ルイ16世の時代においても、さらに数々の建造物が付け加えられていきます。この間、建造物だけではなく、各王の趣味が宮殿内部の装飾・調度品の芸術などに反映され、独特の雰囲気を創り上げていくことになります。特に、宮殿内部の壮麗な「鏡の間」は、フランス文化の代名詞ともなっています。
フランス革命によって宮殿の家具類はそのほとんどが失われましたが、建物は保存され、ナポレオン1世による修復後、ルイ・フィリップによって、1837年に歴史と美術品を展示する美術館として保存されることが決定しました。その後もフランス政府のたゆみない修復と、追跡調査と買い戻し、寄贈品などによって、往時の姿の再現の営為が続けられているのです。
本展では、ルイ14世、ルイ15世、ルイ16世そしてその王妃であったマリー・アントワネットの4人の人物とその時代を軸としてその歴史をたどり、王やその家族たちの公私の生活を浮き彫りにしようとする、日本では初めての本格的な展観といえます。本展に出品される絵画、彫刻、タピスリー、家具、染織品、工芸品など108点を数え、多数の日本初公開作品は、ヴェルサイユが最も輝きを放った宮廷生活の華麗な美の極致をあざやかに浮かび上がらせ、私たちを魅了します。
- 主催者
- 神戸市、神戸市立博物館、ヴェルサイユ宮殿美術館、日本経済新聞社
- 休催日
- 月曜日(祝日の場合はその翌日、12/24は開館)
- 観覧料
- 一般 1300(1100/1000)円
高大生 950(800/700)円
小中生 500(400/350)円
シルバー(神戸市すこやか手帳持参の方) 650円
※( )内は前売り券/30名以上の団体料金 - 展覧会ホームページ
- http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/
- 展覧会問合わせ先
- テレホンサービス 078-332-7810
会場情報
神戸市立博物館 コウベシリツハクブツカン
KOBE CITY MUSEUM
- 会場住所
-
〒650-0034
神戸市中央区京町24 - ホームページ
- https://www.kobecitymuseum.jp/
登録日:1999年3月31日