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ORI RHYTHM Ⅲ ORI-RHYTHM Ⅲ

Contemporary TAPESTRY
建築空間を彩る染めと織り part2

Contemporary TAPESTRY

会場

京都芸術センター 館内各所

KYOTO ART CENTER

会期

2015 10/21 (水)→11/4 (水)

展覧会概要

ORI RHYTHM Ⅲ ORI-RHYTHM Ⅲ Contemporary TAPESTRY
建築空間を彩る染めと織り part2

ORI-RHYTHM Ⅲ Contemporary TAPESTRY

Contemporary TAPESTRY

日本の若手織り作家で構成されるグループ「オリリズム」が、現代感覚で建物を彩り、人の気持ちを豊かにするタペストリーの展覧会を提案します。
タペストリーは装飾美術品として日本の人々に知られており、京都祇園祭の懸装品としても有名です。
しかし西洋では、装飾のためだけでなく、巻いて持ち運びできる便利な壁掛けや間仕切りとして、部屋の吸音・防寒・防湿の役割を果たしてきました。
日本には風土に合った暖簾・襖・障子・屏風・掛け軸などの装飾文化があったため、タペストリーはギャラリーや美術館に展示される美術品として扱われ、生活空間には取り入れられませんでした。
今、日本人が暮らしているのは和風住宅だけではありません。
日本の住宅には、世界の文化を取り入れてミックスした複雑多様な文化が展開しています。
木造の和風住宅だけでなく、鉄筋コンクリートの住宅も増加しました。このような住環境の変化は、タペストリーが日本文化に根付く土壌を作り出していると言えるでしょう。
今回の展覧会では、旧明倫小学校の建築物である京都芸術センターを展示会場とし、生活空間と切り離されたような無機質なギャラリーではなく、住環境に近い展示スペースにタペストリーを展示します。
会場を訪れた人々は、展示空間を体験する事で、タペストリーというものが異国の生活の中で愛されてきた訳を知る事が出来るでしょう。
慌ただしいスピードで進む世の中、作家たちはスローなリズムを刻む「織る」という方法で表現し、出来上がったタペストリーを展示することで、見る人に、急がないリラックスした気分や、機械的でなく、心が通じあうコミュニケーションの必要性を提示します。
もともとは西洋文化であったタペストリーを、新しく現代日本の視点で見直し、生活空間を飾るだけでなく人の気持ちをも豊かにする、タペストリーという織物の魅力と在り方を新提案します。

主催者
オリリズムⅢ 実行委員会
協賛・協力等
共催 京都芸術センター
協賛 ておりや 稲垣機料株式会社 い志い商店 ワークショップ金の羊 姫小機のにしむら 株式会社田中直染料店 アブリル ファイバーアートエンドウ (敬称略・順不同)
協力 ギャラリーギャラリー 京都インターナショナルコンテンポラリーテキスタイルアートセンター(KICTAC)
休催日
※会期中無休
開催時間
10:00 ~ 22:00
観覧料
入場無料
展覧会ホームページ
http://www.kac.or.jp/events/16952/
展覧会問合わせ先
オリリズムⅢ実行委員会
〒600-8018 京都市下京区四条河原町下る寿ビル5F KICTAC内
tel:075-341-1501

イベント情報

ワークショップ
木枠による織物体験。ブレスレット、またはしおりをOri-rhythm作家と一緒に作るワークショップ。
2015/11/1 (日) 13―17時
[場所] 京都芸術センター南館3F ワークショップルーム
[参加費] 無料
[予約] 不要 時間内随時受付(最終受付16時) 材料なくなり次第終了

※ワークショップ以外にも、織り機体験、作家による織り実演などを予定しています。ワークショップ参加不参加にかかわらず、お気軽にお立ち寄りください。

作家在廊日
10/24 (土)
[10―14時] 林 マツムラ
[14―18時] 伊藤 榎本
10/25 (日)
[10―14時] 巽 マツムラ
[14―18時] 林 堤
10/31 (土)
[10―14時] 渡邉 酒井
[14―18時] 伊藤 マツムラ
11/1 (日)
[10―14時] 榎本 伊藤
[14―18時] 酒井 巽
11/3 (火・祝)
[10―14時] 渡邉 堤
[14―18時] 渡邉 堤

会場情報

京都芸術センター キョウトゲイジュツセンター

KYOTO ART CENTER

会場住所
〒604-8156
京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
ホームページ
http://www.kac.or.jp/
更新日:2015年12月15日
登録日:2015年12月15日