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日韓国交正常化50周年記念国際交流特別展

Special Exhibition
Commemorating the 50th Anniversary of the Normalization of Japan-ROK Diplomatic Relations

新発見の高麗青磁 Newly Discovered Goryeo Celadon and the Achievements of Underwater Archaeology in Korea

―韓国水中考古学成果展

会場

大阪市立東洋陶磁美術館

The Museum of Oriental Ceramics, Osaka

会期

2015年9月5日(土)―11月23日(月・祝)

展覧会概要

日韓国交正常化50周年記念国際交流特別展 新発見の高麗青磁 シンハッケンノコウライセイジ ―韓国水中考古学成果展

Special Exhibition
Commemorating the 50th Anniversary of the Normalization of Japan-ROK Diplomatic Relations
Newly Discovered Goryeo Celadon and the Achievements of Underwater Archaeology in Korea

高麗時代(918~1392)に作られた青磁、高麗青磁は、韓国の美術史上に大きな位置を占め、世界に誇るべき美術品です。1980年代以降、朝鮮半島中西部で窯址の発掘調査が進展する従い、高麗青磁の起源をめぐる研究が大きな転換期を迎えました。そうした新たな研究成果を日本で初めて紹介したのが、2004年に当館で開催された「高麗青磁の誕生展」です。高麗青磁の研究は、文献調査や窯址発掘のみならず、近年では、水中考古学による研究成果が注目を集めています。1976年、朝鮮半島西南部の新安沖で発見された「新安船」の調査はその後の韓国水中考古学のモデルとなり、韓国国立海洋文化財研究所によって水中考古学が目覚ましい発展を遂げました。現在、同研究所によって調査された高麗青磁や、紀年銘が書かれた木簡などの海洋遺物に基づいて、高麗青磁の編年や生産、流通の実態が具体的に解明されつつあります。
本展は、韓国国立海洋文化財研究所がこれまでに調査した高麗青磁など、その研究成果を日本で初めて紹介するものです。最新の水中考古学の調査によって発見された引き揚げ品を中心に、高麗青磁の歴史を概観しつつ、これまで知られていなかった新しい側面を明らかにします。
なお、これら海底遺物と関連のある当館所蔵の高麗青磁の名品も合わせて展示します。

主催者
大阪市立東洋陶磁美術館、韓国国立海洋文化財研究所、韓国国際交流財団、読売新聞社
協賛・協力等
【後援】駐大阪大韓民国総領事館
休催日
月曜日 [9/21、10/12、11/23は開館]、9/24 (木)、10/13 (火)
開催時間
午前9時30分 ~ 午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般 1200円(1000円)、高大生 700円(600円)
・( )内は20名以上の団体料金
・中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方 (介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方 (要証明)は無料
・上記料金で館内の展示すべてをご覧いただけます。平常展のみの料金設定はありません。
展覧会ホームページ
http://www.moco.or.jp/exhibition/current/?e=336

イベント情報

日韓国交正常化50周年記念国際交流特別展
「新発見の高麗青磁―韓国水中考古学成果展」特別プレイベント
韓国国立釜山国楽院公演団
「高麗時代の芸術への誘い―伝統音楽と舞踊」
日韓国交正常化50周年記念国際交流特別展「新発見の高麗青磁-韓国水中考古学成果展」の開幕を記念して、高麗時代を中心とした音楽や舞踊の特別プレイベントを開催いたします。
■日時:2015年9月4日(金曜日) 午後6時30分開演 (午後7時50分終演予定)
■会場:大阪市中央公会堂・1階大集会室 (大阪市北区中之島1丁目1-27)
■主催:大阪市立東洋陶磁美術館、韓国国際交流財団、韓国国立釜山国楽院、韓国国立海洋文化財研究所、読売新聞社
■後援:駐大阪大韓民国総領事館
■定員:800名
■入場料:無料 (要事前申込み)
■応募方法:はがきまたはインターネットでお申込みください。
■応募締切:平成27年8月5日(水曜日)必着
(インターネットによるお申込みは8月5日23時59分に締め切りいたします。)
*応募多数の場合は抽選のうえ、当選された方にのみ平成27年8月12日(水曜日)までに参加証をお送りします。
*参加証は必ず当日ご持参ください。
*お申込みの際にご提供いただく住所・氏名などの個人情報は厳重に管理し、本事業の実施ならびに事務連絡以外には使用いたしません。
【はがき(1枚につき1名様)によるお申込み】
はがきにイベント名、郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を明記のうえ、下記の送付先へ送付してください。
〔送付先〕 〒530-0005 大阪市北区中之島1-1-26
大阪市立東洋陶磁美術館「高麗時代の芸術への誘い」係
【インターネット(1回につき1名様)によるお申込み】
申込みフォームに郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を入力のうえ、お申込みください。
問い合せ:大阪市立東洋陶磁美術館
電話06-6223-0055 ファックス 06-6223-0057

[記念イベントのご案内]
下記のとおり、記念イベントを開催いたします。
A. 記念講演会
演題:「韓国水中考古学の概観」
申鍾国氏 (韓国国立海洋文化財研究所学芸研究官)
「海底引き揚げの高麗青磁について」
朴禮里氏 (韓国国立海洋文化財研究所学芸研究士)
日時:平成27年9月5日(土) 午後1時30分~ (受付は午後1時より)

B. 講演会
演題:「新安沈船から見た日中韓の陶磁交流」
講師:森達也氏 (沖縄県立芸術大学教授)
日時:平成27年10月12日(月・祝) 午後2時~4時 (受付は午後1時30分より)

C. 講演会
演題:「韓国西海岸の水中遺跡と高麗陶磁」
講師:吉良文男氏 (陶磁史研究家)
日時:平成27年11月8日(日) 午後2時~4時 (受付は午後1時30分より)

※上記講演会は全て下記の要領で行います。
定員:70名 (事前申込制)
会場:大阪市立東洋陶磁美術館・地下講堂
参加費:無料 特別展の観覧券(友の会会員様は会員証)をご提示ください。
■お申込み方法
・往復はがきに、ご希望の講演会開催日と住所・氏名・電話番号を明記の上、「東洋陶磁美術館学芸課」までご郵送ください (友の会会員様は会員番号を明記ください)。
・はがき1枚につき、1催事1名様有効。A~Cのすべてをご希望の方は各々1枚ずつお申込みください。
・お申込み締切は、それぞれ下記のとおりです。
A. 平成27年8月25日(火) 必着
B. 平成27年9月25日(金) 必着
C. 平成27年10月20日(火) 必着
・応募者多数の場合は抽選となります。
・お申込みの際にご提出いただく住所・氏名などの個人情報は厳重に管理し、本事業の実施ならびに事務連絡以外には使用いたしません。
問合せ:大阪市立東洋陶磁美術館・学芸課 (友の会事務局)
〒530-0005 大阪市北区中之島1-1-26
℡ 06-6223-0055

[見どころ解説]
担当学芸員による見どころ解説を、下記のとおりおこないます。
日時: 9月19日(土)、9月20日(日)、
10月3日(土)、10月10日(土)、10月24日(土)、10月31日(土)、
11月3日(火・祝)、11月15日(日)、11月21日(土)
午後2時~2時30分 (午後1時45分より開場)
定員:50名 (当日先着順)
参加費:無料 (ただし、特別展の観覧券が必要)
会場:大阪市立東洋陶磁美術館・地下講堂
問合せ:大阪市立東洋陶磁美術館・学芸課
〒530-0005 大阪市北区中之島1-1-26
℡ 06-6223-0055

会場情報

大阪市立東洋陶磁美術館 オオサカシリツトウヨウトウジビジュツカン

The Museum of Oriental Ceramics, Osaka

会場住所
〒530-0005
大阪市北区中之島1-1-26
ホームページ
http://www.moco.or.jp/
問い合わせ先
TEL.06-6223-0055
更新日:2015年10月13日
登録日:2015年3月17日