ID:45793

ボストン美術館×東京藝術大学

Museum of Fine Arts, Boston and Tokyo University of the Arts

ダブル・インパクト Double Impact

明治ニッポンの美

- The Art of Meiji Japan

ふたつのコレクションによる初の展覧会企画

会場

名古屋ボストン美術館 4F ボストンギャラリー 5F オープンギャラリー

NAGOYA/BOSTON MUSEUM OF FINE ARTS

会期

2015年6月6日(土)~8月30日(日)

展覧会概要

ボストン美術館×東京藝術大学 ダブル・インパクト ダブル・インパクト 明治ニッポンの美

Museum of Fine Arts, Boston and Tokyo University of the Arts Double Impact - The Art of Meiji Japan

「ボストン美術館×東京藝術大学 ダブル・インパクト 明治ニッポンの美」は、アメリカ、ボストン美術館と東京藝術大学のふたつのコレクションを合わせる“ダブル・インパクト”によって、19世紀後半からはじまる日本と西洋との双方向的な影響関係を再検討しようとする展覧会です。

言うまでもなく、開国以来、日本は常に西洋からの衝撃(ウェスタン・インパクト)を受けつつ近代化をはかりました。一方、来日した西洋人たちはニッポンの文化、芸術に驚き、インパクトを受けていました。これまで日本人がいかに西洋から衝撃を受けたかについては多く語られてきたものの、西洋人が日本からどのような衝撃を受けたかについては、いわゆるジャポニスムという範囲でしか語られてきていませんでした。しかもそれは、ほとんどフランスを中心としたヨーロッパ美術に限られた関係にとどまるものでした。もちろん、西洋人一般が日本の浮世絵を賞賛したことは「ジャパニーズ・インパクト(日本からの衝撃)」の象徴的出来事でした。しかし、実際に幕末明治期に日本に訪れた西洋人たちは、驚きのまなざしをもってそこに暮らす日本人と同時代の日本美術とを発見し、紹介していたのです。

本展で紹介する東京藝術大学のコレクションはウェスタン・インパクトの象徴、ボストン美術館の近代コレクションはジャパニーズ・インパクトの象徴とみることができるでしょう。本展では、このふたつのコレクションを合わせることによってあらわれる、「明治ニッポンの美」の歩みを紹介してまいります。

主催者
名古屋ボストン美術館、ボストン美術館、日本経済新聞社、テレビ愛知
協賛・協力等
共催
中日新聞社
特別協力
東京藝術大学
後援
アメリカ大使館、在名古屋米国領事館アメリカンセンター、愛知県、名古屋市、愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、名古屋商工会議所
協賛
東レ、トヨタ自動車
協力
日本航空、近畿日本鉄道、東海旅客鉄道、名古屋市交通局、名古屋鉄道、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋、エスカ、中部国際空港、ユニモール
休催日
月曜日 (祝・休日の場合はその翌日)
開催時間
午前10時 ~ 午後7時
平日 午前10時―午後7時 / 土・日・祝・休日 午前10時―午後5時(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
(税込)
一般
(当日) 1,300円 (前売・団体) 1,100円 (平日午後5時以降) 1,100円
高校・大学生
(当日) 900円 (前売・団体) 700円 (平日午後5時以降) 700円
中学生以下 無料
*団体料金は20名以上に適用 (団体観覧者20名につき1名の引率は無料)
*中学生以下および障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料

[KIMONO割引]
着物でご来場のお客様は当日料金より200円引き
※当日窓口で当日券をご購入のお客様に限ります。※他の割引との併用はできません。

チケット取り扱い
お得な前売券は6月5日まで販売 (「高大生」チケットはオンラインのみのお取り扱いです)
●名古屋市内主要プレイガイド
●チケットぴあ (Pコード:766-673)
●コンビニエンスストア共通 (JTB商品番号 前売券:0239639 当日券:0239640) サークルK・サンクス、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ
展示替え情報
一部展示替えを行う作品があります。
巡回等情報
(東京)
2015.4.4 [土]―5.17 [日]
東京藝術大学大学美術館
展覧会ホームページ
http://double-impact.exhn.jp/

イベント情報

講演会 [事前申込制]
【1】「明治ニッポンの美-東西の視点から」
日時 2015年6月6日(土) 13:30~15:30
講師 アン・ニシムラ・モース氏 (ボストン美術館 日本美術課長) ※逐次通訳付
古田 亮 氏 (東京藝術大学大学美術館准教授)
場所 名古屋都市センター 11階ホール
定員 150名 / 聴講無料 / 要当日入館券または半券

【2】「文明開化と化粧・髪の変化」
日時 2015年7月5日(日) 14:00~15:30
講師 津田 紀代 氏 (ポーラ文化研究所 学芸員)
場所 名古屋都市センター 11階ホール
定員 150名 / 聴講無料 / 要当日入館券または半券

● 申込方法
メールフォームもしくは往復ハガキに必要事項をご記入のうえ、お申込みください。
※応募者多数の場合は抽選になります。
※締切後、当落に関わらずお申込みいただいた方法で結果をお知らせいたします。
● 申込締切
【1】「明治ニッポンの美―東西の視点から」:2015年5月16日(土)必着
【2】「文明開化と化粧・髪の変化」:2015年6月13日(土)必着

学芸員によるミニ・レクチャー
日時 2015年6月20日(土)、7月11日(土)、8月8日(土) 各日14:00~14:30
場所 5階レクチャールーム
定員 40名 / 聴講無料 / 要当日入館券 / 当日先着順
※13:00より3階受付にて整理券をお配りします。

音声ガイド
時代背景や作者のエピソードなどを交えて、出品作品をわかりやすく解説します。耳で聞きながら鑑賞すれば、見どころも見逃すことなく、作品を楽しめます!
価格:500円 (税込)
作品解説:25件
※4階展示室前にて貸出しを行います。

会場情報

名古屋ボストン美術館 ナゴヤボストンビジュツカン

NAGOYA/BOSTON MUSEUM OF FINE ARTS

会場住所
〒460-0023
名古屋市中区金山町1-1-1
ホームページ
http://www.nagoya-boston.or.jp/
問い合わせ先
052-684-0101
更新日:2015年12月8日
登録日:2015年3月17日