ID:42581

所蔵作品による小企画展

Exhibition from Permanent Collection

黒門会の作家たち The Artists of Kuromon―Kai

―有島邸の門をくぐった交流の軌跡―

会場

鹿児島市立美術館

KAGOSHIMA CITY MUSEUM OF ART

会期

2014年12月23日[火・祝]▶2015年2月8日[日]

展覧会概要

所蔵作品による小企画展 黒門会の作家たち クロモンカイノサッカタチ ―有島邸の門をくぐった交流の軌跡―

Exhibition from Permanent Collection The Artists of Kuromon―Kai

美術団体二科会や一水会創設、セザンヌをはじめとするポスト印象派の日本への紹介など、近代洋画史に大きな足跡を残す、郷土ゆかりの洋画家 有島生馬。有島が居を構えた東京(現千代田区)麹町下六番町の旗本屋敷には、黒板塀と黒の歌舞伎門がありました。その「黒門」をくぐって、多くの若き画家たちが有島のもとに集い、画業への薫陶を受けました。
1939(昭和14)年、有島を慕う画家たちによって、絵画の研究会「黒門会」が結成されます。「黒門会」では東郷青児、海老原喜之助、吉井淳二ら鹿児島出身の画家だけでなく、様々な会派の画家たちが所属を超えて交流し、年に一度同人による展覧会が開催されました。
戦時中は、有島邸の戦災、画家たちの疎開などによって会の活動は中断されますが、1964(昭和39)年、東郷青児の呼びかけにより再興されます。再興「黒門会」には荒谷直之介、山口長男ら新たな会員も加わり、1974(昭和49)年に有島が逝去した後、1978(昭和53)年まで展覧会が継続されました。
本展では、当館が所蔵する有島生馬と「黒門会」の作家たちの作品を通じて、その交流の軌跡をご紹介します。

主催者
鹿児島市立美術館
休催日
月曜日(祝日の場合は翌平日)、12月29日~1月1日
開催時間
9:30 ~ 18:00
入館は17:30まで
観覧料
一般 300円 高大生 200円、小中生 150円
※所蔵品展と共通、年間パスポートでもご覧いただけます。
展覧会問合わせ先
099-224-3400

イベント情報

ギャラリートーク
(学芸員による作品解説)
1月3日、17日、31日
各日土曜、14:00―15:00
展示室にて開催
※要観覧券

会場情報

鹿児島市立美術館 カゴシマシリツビジュツカン

KAGOSHIMA CITY MUSEUM OF ART

会場住所
〒892-0853
鹿児島市城山町4-36
ホームページ
https://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/
更新日:2014年12月16日
登録日:2014年4月8日