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スーラと新印象派―輝ける点描の画家たち―
会場
高知県立美術館
THE MUSEUM OF ART, KOCHI
会期
2002年6月2日(日) ~ 2002年7月14日(日)
展覧会概要
スーラと新印象派―輝ける点描の画家たち― スーラトシンインショウハ カガヤケルテンビョウノガカタチ
印象派は、出来るだけパレット上で色を混色させずに、細かいタッチで絵具をカンヴァスにおくことにより、伝統的な技法では得られなかった明るい光の再現に成功しましたが、それはあまりにも感覚的で、曖昧なものでした。ジョルジュ・スーラ(1859-91)は科学的法則に基づき、タッチを分割し網膜上で混色する「視覚混合」の技法を開発することによって、印象派よりもさらに明るい光の色の表現を実現しました。「新印象主義」の誕生です。新印象主義は安定した構図と明確な画面構成を可能にしましたが、その厳格さは多大な集中力と持久力を要求し、スーラの死後ほどなくして新印象派の画家たちはこの技法(いわゆる点描法)からは次第に離れていきます。しかし美術に科学を導入するこの試みはモダンアートのひとつの原点として後の世代に大きな影響を与えました。
創始者スーラは31歳4ヶ月で夭折したため遺された作品が少なく、また後世の評価の高まりとともに美術館に収められた主要な作品の借用は困難となり、新印象派を本格的に紹介する展覧会は我が国ではこれまで1985年にただ1度開催されただけでした。今回は世界各国の美術館やコレクターから借用したスーラ、シニャック、ゴッホら、新印象派を代表する名品約110点(作家数23名)で新印象派の全貌を紹介いたします。
- 主催者
- 高知県立美術館、読売新聞大阪本社
- 休催日
- 6/4(火)、10(月)、17(月)、24(月)、7/2(火)、8(月)
- 観覧料
- 一般 850(650)円
大学生 550(450)円
高校生以下 無料
前売券 650円
年間観覧券 2500円
※( )内は20名以上の団体料金 - 展覧会ホームページ
- http://kochi-bunkazaidan.or.jp/~museum/
- 展覧会問合わせ先
- TEL 088-866-8000 / FAX 088-866-8008
会場情報
登録日:1999年3月31日