ID:40319

生誕130年

橋本関雪展

豪腕画人 関雪登場

会場

兵庫県立美術館 企画展示室

HYOGO PREFECTUAL MUSEUM OF ART

会期

2013年9月14日(土) ~ 2013年10月20日(日)

展覧会概要

生誕130年 橋本関雪展 ハシモトカンセツテン 豪腕画人 関雪登場

本展覧会は、兵庫県ゆかりの日本画家、橋本関雪 (はしもとかんせつ) の生誕130年を記念して開催します。橋本関雪は1883 (明治16)年、旧明石藩の藩儒であった橋本海関 (かいかん) を父として、現在の神戸市中央区に生まれました。12歳から日本画を学びはじめ、1903 (明治36)年竹内栖鳳 (せいほう) の画塾竹杖会 (ちくじょうかい) に入門し、研鑽を積みました。1908 (明治41)年の第2回文展で初入選、その後文展で入選、受賞を重ね、やがて官展の代表的画家としての地位を確立します。漢学の深い教養にもとづき中国の古典に取材した数々の作品を発表したほか、石濤 (せきとう) や八大山人 (はちだいさんじん) などの明末清初の文人画家に傾倒し東洋画の本質を南画 (なんが) に見出した関雪は、新南画とよばれる新領域を拓きました。また動物画にも優れた力量を発揮、多くの名作を残しています。
1934 (昭和9)年帝室技芸員、1935 (昭和10)年帝国美術院会員などを歴任するなど大正から昭和にかけての日本画壇で大きな足跡を残し、戦争中は戦地へ赴き聖戦画などを制作しましたが、終戦を見ずに1945 (昭和20)年2月、狭心症の発作により亡くなりました。
今回の展覧会では、文展、帝展への出品作である六曲一双の屏風の大作を中心に、約70点の作品で画業を回顧するとともに、彼の南画への関心にも焦点をあて、関雪独自の美意識、絵画観について考察します。

主催者
兵庫県立美術館・朝日新聞社
協賛・協力等
後援:公益財団法人伊藤文化財団・兵庫県・兵庫県教育委員会・神戸市・神戸市教育委員会・Kiss FM KOBE
協賛:一般財団法人 みなと銀行文化振興財団
協力:公益財団法人 橋本関雪記念館
休催日
9月17日(火)、24日(火)、30日(月)
※神戸ビエンナーレ開催に伴い、10月は無休
開催時間
午前10時 ~ 午後6時
※金・土曜日は夜間開館 (午後8時まで)
※入場は閉館の30分前まで
観覧料
一般 1,300 (1,100)円、大学生 900 (700)円、高校生・65歳以上 650 (550)円、中学生以下無料
※( )内は、前売料金及び20名以上の団体割引料金 (高校生・65歳以上は前売なし)
※障害のある方とその介護の方1名は各当日料金の半額 (65歳以上除く)
※前売券はチケットぴあ(Pコード:765-799)、ローソンチケット(Lコード:55581)等で販売
※前売券の販売は9月13日(金)まで
展覧会ホームページ
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1309/index.html

イベント情報

記念講演会 「橋本関雪の南画における西洋と中国」
講師:稲賀繁美 (国際日本文化研究センター教授)
9月22日(日) 14:00~ (約90分)
ミュージアムホールにて 聴講無料 (要展覧会チケット・定員250名)
共催:兵庫県立美術館「芸術の館友の会」

ギャラリー・トーク 「関雪の絵を見る」
講師:橋本眞次 (公益財団法人橋本関雪記念館理事長・橋本関雪曾孫)
10月6日(日) 14:00~ (約60分)
企画展示室にて (当日1時55分に展覧会場入口に集合)
聴講無料 (要展覧会チケット・定員50名程度)

学芸員による解説会
9月21日(土)、10月5日(土)、10月19日(土) 16:00~ (約45分)
レクチャールームにて 聴講無料 (定員100名)

ミュージアム・ボランティアによる解説会
会期中の毎週日曜日 11:00~ (約15分)
レクチャールームにて 聴講無料 (定員100名)

おやこ解説会
9月28日(土) 13:30~ (約30分)
レクチャールームにて 聴講無料 (定員100名)

こどものイベント 「日本画を描こう!」
10月12日(土) 10:30~15:30
アトリエ2にて 有料 (定員30名)
要事前申込/問い合わせ先:こどものイベント係 078-262-0908

会場情報

兵庫県立美術館 ヒョウゴケンリツビジュツカン

HYOGO PREFECTUAL MUSEUM OF ART

会場住所
〒651-0073
神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
ホームページ
https://www.artm.pref.hyogo.jp/
更新日:2016年9月20日
登録日:2016年9月20日