ID:3817

アントワーヌ・プーペル写真展

パリの幻想とエロス

会場

笠間日動美術館

Kasama Nichido Museum of Art

会期

2002年2月15日(金) ~ 2002年3月17日(日)

展覧会概要

アントワーヌ・プーペル写真展 アントワーヌ・プーペルシャシンテン パリの幻想とエロス

アントワーヌ・プーペル氏(1956年生まれ)は、パリを拠点にして旺盛な作家活動を展開しています。彼の表現は、単なる「写真」を大きく超えるもので、1980年代から現在までの軌跡はヨーロッパで高い評価を得ています。80年代後半に始まる「肖像」のシリーズは、モノタイプという特殊技法を使って、写された人物の内面を視覚化しようとするものです。一方、2001年に50周年を迎えるパリのキャバレー「クレイジーホース」の踊り子たちの舞台裏を即興的なまなざしで切り取った写真と、華麗な舞台を自在に切り取った写真には、パリという都市に渦巻く官能美がみごとに表現されています。また最近のシリーズである「博物誌」は、花びらなどをカメラを使わずにダイレクトにスキャニングをして、それをさらに加工して、自然の官能的で幻想的な造形を創造しています。プーペル氏は、20世紀に花開いた写真という表現のメディアが、21世紀に向かってさらなる感動を創造するメディアであることを示しています。

主催者
財団法人日動美術財団
休催日
毎週月曜日
観覧料
大人1000円、大学・高校生700円、中学・小学生500円、65歳以上800円
展覧会ホームページ
http://www.nichido-garo.co.jp/museum/

会場情報

笠間日動美術館 カサマニチドウビジュツカン

Kasama Nichido Museum of Art

会場住所
〒309-1611
笠間市笠間978-4
ホームページ
http://www.nichido-museum.or.jp
更新日:2010年5月20日
登録日:1999年3月31日