貴婦人と一角獣展 The Lady and the Unicorn

フランス国立クリュニー中世美術館所蔵 貴婦人と一角獣展 キフジントイッカクジュウテン

The Lady and the Unicorn from the Musée de Cluny, Paris, France

フランス国立クリュニー中世美術館の至宝《貴婦人と一角獣》は、西暦1500年頃の制作とされる6面の連作タピスリーです。19世紀の作家プロスペル・メリメやジョルジュ・サンドが言及したことで、一躍有名になりました。千花文様 (ミル・フルール) が目にも鮮やかな大作のうち5面は、「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」と人間の五感を表わしていますが、残る1面「我が唯一の望み」が何を意味するかについては、“愛”“知性”“結婚”など諸説あり、いまだ謎に包まれています。本作がフランス国外に貸し出されたのは過去にただ一度だけ、1974年のことで、アメリカのメトロポリタン美術館でした。 本展は、この中世ヨーロッパ美術の最高傑作の誉れ高い《貴婦人と一角獣》連作の6面すべてを日本で初めて公開するもので、タピスリーに描かれた貴婦人や動植物などのモティーフを、関連する彫刻、装身具、ステンドグラスなどで読みといていきます。クリュニー中世美術館の珠玉のコレクションから厳選された約40点を通して、中世ヨーロッパに花開いた華麗で典雅な美の世界を紹介します。

主催者

国立国際美術館、フランス国立クリュニー中世美術館、NHK大阪放送局、NHKプラネット近畿、朝日新聞社

協賛・協力等

後援/外務省、フランス大使館 協賛/凸版印刷、日本興亜損害保険、三井物産
協力/エールフランス航空、ダイキン工業現代美術振興財団

休催日

月曜日 (ただし、8月12日(月)、9月16日(月)、9月23日(月)、10月14日(月) は開館。9月17日(火)、9月24日(火)、10月15日(火) は休館)

開催時間

午前10時 ～ 午後5時

金曜日は午後7時 (入館は閉館の30分前まで)

観覧料

一般 (当日) 1,500円 (前売) 1,300円 (団体) 1,200円
大学生 (当日) 1,200円 (前売) 1,000円 (団体) 900円
高校生 (当日) 600円 (前売) 500円 (団体) 400円

●中学生以下無料・心身に障害のある方とその付添者1名無料。(証明できるものをご提示いただく場合があります。) ●団体は20名以上。●本料金で「コレクション2」もご覧になれます。
チケット取り扱い/オンラインチケット (公式サイト)、ローソンチケット(Lコード56307)、チケットぴあ(Pコード765-655)、セブン・イレブン(セブンコード022-989)、サークルK・サンクス、ファミリーマート、ミニストップ、イープラス、CNプレイガイド、近鉄 主な駅営業所ほか ※手数料がかかる場合がございます。

早割ペア券(2枚セット2,000円)
4月27日(土)～5月31日(金)

前売販売期間
6月1日(土)～7月26日(金)

展覧会ホームページ

http://www.lady-unicorn.jp/

記念講演会
1 7月27日(土) 14:00から
「クリュニー美術館と《貴婦人と一角獣》」
エリザベット・タビュレ=ドゥラエ
(フランス国立クリュニー中世美術館館長) 逐次通訳付

2 9月14日(土) 14:00から
「《貴婦人と一角獣》のタピスリーを読み解く」
木俣元一 (名古屋大学大学院文学研究科教授)

※会場はいずれも国立国際美術館地下1階講堂
※定員130名。当日10:00より整理券を配布します。
※聴講は無料ですが、本展の観覧券が必要です。

ギャラリートーク
1 8月24日(土)
2 10月5日(土) 両日とも14:00から
講師:橋本 梓 (当館研究員)
会場:国立国際美術館 地下3階展示室
※先着90名無料 (要観覧券)、13:30から聴講用ワイヤレス受信機を貸し出します。

《貴婦人と一角獣》の高精細デジタル映像を大画面シアターで!
会場では、最新デジタル撮影と色彩計測によって取得した、約204億画素にもおよぶ膨大な《貴婦人と一角獣》のデジタルデータを活用した映像をお楽しみいただけます。

国立国際美術館 コクリツコクサイビジュツカン

THE NATIONAL MUSEUM OF ART, OSAKA

会場住所

〒530-0005
大阪市北区中之島4-2-55

ホームページ

http://www.nmao.go.jp/