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東海道五十三次 -広重から現代作家まで-

会場

ベルナール・ビュフェ美術館

Musée Bernard Buffet

会期

2011年4月24日(日) ~ 2011年8月30日(火)

展覧会概要

東海道五十三次 -広重から現代作家まで- トウカイドウゴジュウサンツギ

江戸時代後期に活躍した浮世絵師歌川広重(1797-1858)は自然と旅を愛し、日本の豊かな風土と人々の人情味あふれる姿を木版画によって表しました。なかでも保永堂版『東海道五拾三次』(木版画55点)は、当時の旅行ブームを背景に人気を博し、広重の出世作となりました。四季折々の活気ある宿場町や詩情漂う街道の風景は170余年の歳月を越えて私たち現代人に江戸の旅情を届けてくれます。『東海道五拾三次』は後世の文化や芸術の指針となり、数多くの画家が移りゆく街道の風景を筆に託してきました。
1963年、木版画家棟方志功(1903-75)は自身の足で東海道を取材し、暮らしの風情や文化を‘板画’によって織り成しました。すべてを自刻自刷した『東海道棟方板画』(木版画62点)からは、広重を尊敬しつつも、独自の表現を極めようとする志功の息づかいが伝わってきます。
さらに広重の構図をベースに独自の世界観を展開した水木しげる(1922-)の『妖怪道五十三次』(木版画8点)は江戸時代から存在したかのような錯覚を見る者に与えることでしょう。このほか、現代作家の奈良美智(1959-)の『in the floating world』(reworkedwoodcut、Fuji xerox copy16点)を展示します。東海道の魅力とともに時空間を越えた競演をお楽しみください。

主催者
ベルナール・ビュフェ美術館
休催日
水曜日(祝日は開館)
観覧料
一般1000円(900円)大学生・高校生500円(400円)中学生以下は無料
※( )内は20名以上の団体料金
※上記の他にヴァンジ彫刻庭園美術館、IZU PHOTO MUSEUM、井上靖文学館との共通券もございます。
展覧会ホームページ
http://www.clematis-no-oka.co.jp/
展覧会問合わせ先
055-986-1300

会場情報

ベルナール・ビュフェ美術館 ベルナール・ビュフェビジュツカン

Musée Bernard Buffet

会場住所
〒411-0931
長泉町東野クレマチスの丘(スルガ平)515-57
ホームページ
https://www.clematis-no-oka.co.jp/buffet-museum/
更新日:2010年6月17日
登録日:1999年5月12日