素朴絵画の世界 アンドレ・ボーシャン展

素朴絵画の世界 アンドレ・ボーシャン展 ソボクカイガノセカイ アンドレ・ボーシャンテン ～世界で一番美しい庭～

アンドレ・ボーシャン(仏・1873-1958)は正規の美術教育を受けてはいませんが、その温かみのある画風、そこに描かれた生活に密着した自然豊かな光景が評価を得て、徐々に認められるようになり、「パントル・ナイーフ(素朴派画家)」と呼ばれる作家のひとりとして人気を博しています。
苗木栽培師の息子として生まれ、40歳を過ぎて初めて油絵を描いたボーシャンの才能は、画家のオザンファンと、後に世界的建築家として知られるル・コルビジェによって見いだされます。コルビジェはボーシャンの作品を最初に購入した人物でもあり、また彼との出会いから、ボーシャンは著名なアーティストが参加することで知られるディアギレフ率いるロシアバレエ団の舞台装飾、衣装を担当するに至りました。しかし、彼自身はその業績を奢ることなく、その後も田舎にとどまり、画業に打ち込み続けました。
本展は、ボタニカル・アートとしても興味深く、「絵を描く」ことや「自然に親しむ」ことの楽しみを教えてくれるボーシャンの作品約70点を紹介し、素朴絵画の世界を味わうものです。

主催者

伊丹市立美術館・伊丹市立工芸センター[(財)伊丹市文化振興財団・伊丹市]

休催日

月曜日、7月20日(ただし7月19日は開館)

観覧料

一般700(500)円、大高350(250)円、中小100(80)円
*( )内は20名以上の団体料金

展覧会ホームページ

http://www.artmuseum-itami.jp

展覧会問合わせ先

Tel.072-772-7447

伊丹市立美術館 シリツイタミミュージアム

ITAMI CITY MUSEUM OF ART

会場住所

〒664-0895
伊丹市宮ノ前2-5-20

ホームページ

https://itami-im.jp/