ID:27564

特集陳列「伎楽面」

会場

東京国立博物館

TOKYO NATIONAL MUSEUM (UENO PARK)

会期

2009年10月6日(火) ~ 2009年11月1日(日)

展覧会概要

特集陳列「伎楽面」 トクシュウチンレツ「ギガクメン」

伎楽面は伎楽に使った仮面です。伎楽は、飛鳥時代から奈良時代に主に寺院の法会で演じられた歌舞劇です。伎楽に「クレガク」あるいは「クレノウタマイ」とルビが付けられていること、推古天皇20年(612)に百済の人が呉に学んで伎楽を伝えたことが『日本書紀』に記されていることから、中国の揚子江の南、呉と呼ばれた地方に関係があるようです。しかし、伎楽は平安時代頃には廃れてしまったため、どのような内容のものかはっきりしません。面は、後頭部の上の方まで作ってすっぽりかぶる大きなものです。法隆寺献納宝物中の面の材質は三種あり、クスノキ材製19面、キリ材製9面、乾漆製3面。クスノキ材製の面が飛鳥時代7世紀、その他は8世紀の作です。中でもクスノキ材製の面は、飛鳥時代の木彫の稀少な作例として重要な作品です。

休催日
月曜日(ただし祝日、休日の場合は翌日)
観覧料
一般600(500)円、大学生400(300)円
※( )内は20名以上の団体料金
※障害者とその介護者1名は無料。入館の際に障害者手帳等をご提示ください。
展覧会ホームページ
http://www.tnm.jp/
展覧会問合わせ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)

会場情報

東京国立博物館 トウキヨウコクリツハクブツカン[ウエノコウエン]

TOKYO NATIONAL MUSEUM (UENO PARK)

会場住所
〒110-8712
台東区上野公園13-9
ホームページ
https://www.tnm.jp
問い合わせ先
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
更新日:2010年10月8日
登録日:1999年3月31日