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幕末浮世絵アラカルト 大江戸の賑わい

―北斎・広重・国貞・国芳らの世界―

会場

伊丹市立美術館

ITAMI CITY MUSEUM OF ART

会期

2009年11月28日(土) ~ 2010年1月11日(月)

展覧会概要

幕末浮世絵アラカルト 大江戸の賑わい バクマツウキヨエアラカルト オオエドノニギワイ ―北斎・広重・国貞・国芳らの世界―

浮世絵黄金期を樹立した歌麿が亡くなり、写楽が活動を終えた後、文化・文政期から始まる幕末の浮世絵はかつてないほどの賑わいを見せ、多様な展開を示しました。幕末の財政は逼迫しますが、逆に庶民・町民たちの生活を潤す結果となり、爛熟した町民文化が隆盛を極めました。
美人画と役者絵のみであった浮世絵が、この時期からいろいろな分野をもち、浮世絵がもっとも浮世絵らしくなり、粋と艶がでて、物語性を内包してバラエティに富み、面白く、内容が充実しました。
旅行ブームがおこり風景画が誕生したのもこの時期です。魔界小説や幽霊芝居の影響で妖怪や武者絵が出現し、時局を諧謔する諷刺絵も始まります。美人画も描かれる対象が下町層へと向けられ、市井の生活が活写されることが多くなり、浮世絵がより時代性、大衆性を帯びていきます。洋風の浮世絵や、横浜の開港を機に横浜絵も出現しました。
本展覧会は、神戸市在住の浮世絵収集家・中右瑛氏の膨大なコレクションの中から浮世絵版画133点、肉筆画22点、合計155点で幕末期の浮世絵の魅力を紹介するものです。

主催者
伊丹市立美術館[(財)伊丹市文化振興財団・伊丹市]、神戸新聞社
休催日
月曜日(但し祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始(12月29日~1月3日)
観覧料
一般700(500)円、大高生350(250)円、中小生100(80)円
*( )内は20名以上の団体料金
展覧会ホームページ
http://www.artmuseum-itami.jp
展覧会問合わせ先
Tel.072-772-7447

会場情報

伊丹市立美術館 シリツイタミミュージアム

ITAMI CITY MUSEUM OF ART

会場住所
〒664-0895
伊丹市宮ノ前2-5-20
ホームページ
https://itami-im.jp/
更新日:2010年11月9日
登録日:1999年3月31日