ID:26013

レインボー喜寿 靉嘔 ~版画作品を中心に~ 展

会場

三鷹市美術ギャラリー

MITAKA CITY GALLERY OF ART

会期

2009年1月6日(火) ~ 2009年2月11日(水)

展覧会概要

レインボー喜寿 靉嘔 ~版画作品を中心に~ 展 レインボーキジュ アイオウ~ハンガサクヒンヲチュウシンニ~テン

靉嘔〔あいおう〕(本名 飯島孝雄)は1931年茨城県に生まれました。
N.Y.で活動していた60年代中期から古今東西のあらゆる物体を虹色に塗り分ける〈レインボー・シリーズ〉を開始、現在も「虹〈レインボー〉の作家」として精力的に活動しています。

靉嘔という名前は、53年頃新宿の通称「しょんべん横丁」に毎晩集まる仲間に「あいうえお」の中から好きな字を選んでもらい、上位であった「あいお」の3文字に由来しています。デモクラート美術協会の解散を機に1958年靉嘔はN.Y.を目指して渡米しました。62年から前衛芸術家集団フルクサスに参加、以後メンバーとして活躍します。アートにおける権威主義に反旗を揚げたフルクサスの活動と平行して、自らの作品づくりにおいても従来の美術から脱却した独創性を模索します。絵画を構成している線・形・色という3つの要素から、唯一この世に存在している〈色〉をとりあげ、人の目に映る全ての色を使って作品を作り始めました。こうして62年頃から始まったレインボーのシリーズは、先人達の名画や身の回りの事物、森羅万象をレインボーカラーに染め上げ今なお拡大し続けています。作品に潜む明るく乾いたユーモアと作家の果てしなき探求心が、世代を超えて支持される魅力につながっています。

今回の展覧会では2006、08年に寄贈を受けた〈森秀貴・京子〉コレクションを含む三鷹市美術ギャラリー所蔵品を中心に、初期作品から近作まで作家の多岐に渡る活動をご紹介いたします。

主催者
(財) 三鷹市芸術文化振興財団・三鷹市美術ギャラリー
休催日
月曜日(1/12は開館)、1/13(火)
観覧料
一般 600円/65歳以上・学生 300円
中学生以下・障害者手帳をお持ちの方は無料
展覧会ホームページ
http://mitaka.jpn.org
展覧会問合わせ先
0422-79-0033

会場情報

三鷹市美術ギャラリー ミタカシビジュツギャラリー

MITAKA CITY GALLERY OF ART

会場住所
〒181-0013
三鷹市下連雀3-35-1 CORAL5階
更新日:2010年5月14日
登録日:2003年3月4日