ID:25670

唐津・鍋島・柿右衛門 九州古陶磁の精華

田中丸コレクションのすべて

会場

茨城県陶芸美術館

Ibaraki Ceramic Art Museum

会期

2009年1月24日(土) ~ 2009年3月15日(日)

展覧会概要

唐津・鍋島・柿右衛門 九州古陶磁の精華 カラツ・ナベシマ・カキエモン キュウシュウコトウジノセイカ 田中丸コレクションのすべて

桃山時代に大きな転機を迎え、江戸時代にかけて大きく花開いた日本陶磁の歴史。その展開において極めて重要な役割を担ったのが、九州陶磁でした。朝鮮半島から渡来した陶工たちは、唐津をはじめ九州の各地に窯を開き、茶道具から日用雑貨まで優れた陶器を生産する礎を築きました。日本初の磁器の焼成に成功した肥前の有田では、日本独自の美しさをもった磁器が誕生し、17世紀後期以降のヨーロッパ向けの磁器生産を通じて、その魅力は海外にまで知られるようになりました。
田中丸コレクションは、佐賀県の生まれで福岡玉屋百貨店の経営者・田中丸善八氏(1894-1973)が生涯をかけて蒐集した、総数400件を超える九州古陶磁のコレクションです。その特長は、唐津・伊万里・鍋島・柿右衛門など九州各地の主要な窯を幅広く網羅し、かつそれぞれの窯の代表的な名品を体系的に揃えている点にあり、質・量ともに卓越した内容のコレクションとして国内外に知られています。本展覧会は、同コレクションから厳選した名品を中心に約130件を紹介し、百花繚乱のごとく展開した九州陶磁の魅力を一望するものです。

主催者
茨城県陶芸美術館・朝日新聞社
休催日
月曜日
観覧料
一般600(500)円/高大生450(350)円/小中生250(200)円
※( )内は20名以上の団体料金
満70歳以上の方、障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方及び付き添いの方(1人につき1人まで)は無料。
展覧会ホームページ
http://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/
展覧会問合わせ先
茨城県陶芸美術館:0296-70-0011

会場情報

茨城県陶芸美術館 イバラキケントウゲイビジュツカン

Ibaraki Ceramic Art Museum

会場住所
〒309-1611
笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内)
ホームページ
https://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/
更新日:2010年11月29日
登録日:2006年1月17日