ID:25505
第40回 日本文人画府展
会場
北トピア展示ホール(地下)
会期
2011年9月5日(月) ~ 2011年9月11日(日)
展覧会概要
第40回 日本文人画府展 ダイサンジュウナナカイ ニホンブンジンガフテン
時代をになえる水墨画作品を世に送り出すという目的を持って、公募5団体が力を合わせて本会を結成しました。日本を代表するという責任のもとに、すぐれた作品を輩出していくことに努力してまいりました。設立以来30数年の間、一度も分裂せずにきたことは、会に所属する者がこの一つの目標に向かって邁進してきた証と言えましょう。
10月に開催する本展は、1972年(昭和47年)設立以来、途切れることなく開催されてきた公募展です。1975年からは毎年東京都美術館で開催しています。広々とした会場で、ゆったりと作品を鑑賞できることも魅力のひとつ。墨の香りを楽しみながら、秋のひと時を堪能して下さい。会場は100号を中心とする大作がずらりと展示され、個性豊かな水墨表現の作品群によって、幽玄な奥深い世界となります。所属会員の作品はもとより、全国から多数の応募作品が集まる様は圧巻。観る人の心をグッと引き寄せます。より多くの有能な作家を世に送り出すことを使命とする、本会ならではの展覧会といえるでしょう。
出品される作品の質の高さにも目を奪われます。なぜ、これまでの力作が並ぶのでしょうか?それは、本会ならではの審査方法にあります。公募展と銘打っているからには、初出品でも、賞を取るチャンスがあるはず。勿論、賞を取ることだけが展覧会の目的ではありませんが、これも自身の実力を知る上での大切な指針となります。通常、会の役員などが審査することが多いと聞きますが、日本文人画府では外部からも審査委員を招いています。これは、発足当時から行われてきたスタイル。現在は、4名の美術評論家の方々が審査に加わっています。水墨画だけでなく、さまざまなジャンルの美術に精通している専門家だからこそ、客観的な判断ができるのです。彼らが独自に決定するクリテイック賞や各新聞社賞は、本会は口を挟むことができないもの。有能な作家の登竜門となっています。
展覧会の会期中には、東京都美術館の講堂で授賞式が行われます。毎回、美術界や出版、報道関係の来賓を多数招き、盛大に催されます。美術や芸術に造詣のある方々からの、興味深い講演を聞く機会にも恵まれると好評。さまざまな話の中から、今後水墨画が進むべき道が見えてくるかもしれません。授賞式の後は、会場を移して懇親会がもたれます。審査委員でもある美術評論家の方々が、今回の展覧会についての講評を述べていただけるのが魅力。各賞の受賞理由や今後の制作に対するアドバイスなどもレクチャーされ、好評を博しています。通常は授賞式に出席して「はい、おめでとう」で終りますが、本会ではそこが違います。自分の作品がどうであったかを、客観的に判断した結果を聞くことができます。
本会では他に、研究会や一泊写生会、そして個展やグループ展への後援なども、作家を支援する目的をもって行っています。水墨画を愛し、高い志をお持ちの方、ぜひ参加してみませんか。
- 主催者
- 日本文人画府
- 協賛・協力等
- 後援 東京都
- 休催日
- なし
- 開催時間
- 10:00:00 ~ 17:00:00
- 但し、最終日は午後13時閉会、入館は午前12時30分迄
- 観覧料
- 無料
- 巡回等情報
- 北トピア展示ホール(地下)
- 展覧会ホームページ
- http://www.tttec.co.jp/bunjin/about/summry.html
- 展覧会問合わせ先
- 日本文人画府本部
会場情報
北トピア展示ホール(地下) ホクトピアテンジホール
- 会場住所
-
〒114-0002
北区王子1-11-1
登録日:2010年1月18日