ID:25250

小企画「ランプの明かり」展

~アール・ヌーヴォーの華麗な色彩、アール・デコの透明な輝き~

会場

北澤美術館(新館)

KITAZAWA MUSEUM OF ART ANNEX

会期

2008年11月22日(土) ~ 2009年3月18日(水)

展覧会概要

小企画「ランプの明かり」展 ショウキカク「ランプノアカリ」テン ~アール・ヌーヴォーの華麗な色彩、アール・デコの透明な輝き~

1878年の白熱電球の誕生から、電気スタンドはガラス・メーカーの重要な製造品目となります。エミール・ガレが電気スタンドを製造したのは1902年以降。1904年にガレはこの世を去った為、生前策は現存例が多くありません。それらは植物のモティーフを応用し、穏やかで柔らかい色合いを特徴としています。一方、ガレの死後、1905年から1931年までの間に遺族が作った電気スタンドは、メリハリの効いた色彩効果を追求しています。また1920年代のアール・デコ期に活躍したルネ・ラリックは、無色透明なガラスに彫刻を施し、乱反射によって光り輝く彫像が浮かび上がる照明器具を製造しました。濃厚な色彩美を持ち味とするガレとは対照的な美の世界の誕生です。
このたび「ランプの明かり展」では、北澤美術館が収蔵する19世紀末のアール・ヌーヴォー期から20世紀前半のアール・デコM期の電気スタンド30点余りを展示します。130年前に灯った新しい光に魅せられたガラス工芸家たちが、さまざまな技術とデザインを組み合わせ、光の芸術を生み出してきた軌跡をご覧ください。

休催日
会期中無休
観覧料
大人1000円/小中学生無料
(団体8名以上 大人900円)
展覧会ホームページ
http://kitazawamuseum.kitz.co.jp
展覧会問合わせ先
北澤美術館 新館 Tel.0266-57-2100

会場情報

北澤美術館(新館) キタザワビジュツカン(シンカン)

KITAZAWA MUSEUM OF ART ANNEX

会場住所
〒392-0016
諏訪市豊田2400-7
更新日:2010年10月22日
登録日:2003年4月15日