ID:23101
画家 岸田劉生の軌跡
油彩画、装丁画、水彩画などを中心に
会場
うらわ美術館
URAWA ART MUSEUM
会期
2007年11月17日(土) ~ 2008年1月27日(日)
展覧会概要
画家 岸田劉生の軌跡 ガカキシダリュウセイノキセキ 油彩画、装丁画、水彩画などを中心に
近代日本の洋画を代表する一人である岸田劉生は、愛娘麗子をモデルとした絵をはじめ、多くの作品で知られています。1891(明治24)年に生まれ、1929(昭和4)年にこの世を去った劉生はわずか、38歳という短い生涯において、近代日本絵画の独自性を探求する印象的な作品を数多く残しました。黒田清輝に油彩画を学び、同人雑誌『白樺』を通じて知ったゴッホやセザンヌら後期印象派に惹かれ、その後はデューラーらの北方ルネサンス絵画に影響を受けました。しかし、大正時代後半になると、それまでの西洋画への傾倒から一変し、東洋の美へ意識が強まります。洋画家のイメージが強い劉生ですが、晩年にかけては初期肉筆浮世絵や中国の宗元画など東洋的要素も取り入れ、大胆に作風を変化させていきました。
本展は、笠間日動美術館の収蔵品を中心とし、初期の作品から晩年に到るまでの劉生芸術の軌跡をたどるものです。「劉生の首狩り」と称されるほど多くの友人・知人を描いた肖像画や水彩画、版画を含めた約120点の作品によって画業を振りかえると共に、特に様々な表情・姿の麗子が登場する装丁画を通じて、劉生の新たな魅力を探ります。
同時開催
コレクションによるテーマ展Ⅹ 写真とアーティスト・ブック
11月21日(水)~2008年1月27日(日)
- 主催者
- うらわ美術館
- 休催日
- 月曜日(12/24・1/14は開館し、翌火曜日は休館)、12/27~1/4
- 観覧料
- 一般500(400)円 大高生300(240)円 中小生150(120)円
( )内は20名以上の団体料金 - 展覧会ホームページ
- http://www.uam.urawa.saitama.jp/
- 展覧会問合わせ先
- 048-827-3215(代)
会場情報
うらわ美術館 ウラワビジュツカン
URAWA ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒336-0062
さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3階 - ホームページ
- https://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/
登録日:2002年3月14日