ID:23010
美しい女性印象派画家 ベルト・モリゾ展
会場
損保ジャパン東郷青児美術館
Seiji Togo Memorial SOMPO JAPAN Museum of Art
会期
2007年9月15日(土) ~ 2007年11月25日(日)
展覧会概要
美しい女性印象派画家 ベルト・モリゾ展 ウツクシイジョセイインショウハガカベルト・モリゾテン
ベルト・モリゾ(1841-1895年)は、日本では、画家というよりも、エドゥアール・マネのモデルとして良く知られているかもしれません。オルセー美術館所蔵の《菫の花束をつけたベルト・モリゾ》をご存知の方は多いことでしょう。
マネの作品に見るとおり、美貌に恵まれたベルト・モリゾは、絵画の才能も発揮し、当時活躍した数少ない女性画家の一人です。第1回から第8回まで開催された印象派展に7回出品という記録は、8回すべてに出品したピサロに次ぐもので、それだけでも印象派を代表する実績と言えます。また、そればかりでなく当時前衛グループ展だった「印象派展」の活動・運営に大きく貢献しました。
本展は、日本では初めてのベルト・モリゾの大規模な個展で、初期から晩年までの作品約60点を紹介するものです。19世紀後半、 女性が社会的不利益を被るのが当たり前だった時代に、プロの画家として生き抜いたモリゾの興味深い人生もあわせてご覧いただき、他の有名印象派画家たちに勝るとも劣らないモリゾの作家としての実力をご堪能いただければ幸いです。
「印象派展」について
当時画家が作品を発表する場は、アカデミーによる「サロン(官展)」しかなかった。1874年、後に「印象派」と呼ばれることになる若い芸術家たちは、誰でも平等に無審査で出品できる展覧会を組織、開催する。「印象派」という名の由来は、このときに出品されたモネの作品のタイトル《印象、日の出》から、批評家のルイ・ルロワが皮肉ったものだと言われている。
その後印象派展は、1876年(第2回)、1877年(第3回)、1879年(第4回)、1880年(第5回)、1881年(第6回)、1882年(第7回)、1886年(第8回)まで開催し、新しい絵画表現を提示した。最初は非難や罵倒しかなかった評判も回を重ねるごとに好意的なものが増えていくようになった。
その回によって出品作家は異なっているが、全回に参加したのはピサロで、7回出品のモリゾ、ドガが続く。(参考:モネ5回、ルノワール4回)
- 主催者
- 損保ジャパン東郷青児美術館、日本経済新聞社
- 休催日
- 月曜定休(ただし、9/17・24、10/1・8は開館)
- 観覧料
- 一般1000(800)円 大高生600(500)円 シルバー[65歳以上]800円
中学生以下無料
( )内は前売りおよび20名以上の団体料金 - 展覧会ホームページ
- http://www.sompo-japan.co.jp/museum/
- 展覧会問合わせ先
- Tel.03-5777-8600(ハローダイヤル:美術館利用案内)
会場情報
損保ジャパン東郷青児美術館 ソンポジャパントウゴウセイジビジュツカン
Seiji Togo Memorial SOMPO JAPAN Museum of Art
- 会場住所
-
〒160-8338
新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン本社ビル42階 - ホームページ
- http://www.sompo-japan.co.jp/museum/
登録日:1999年3月31日