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ポップ・アート1960’s→2000’s

会場

茨城県近代美術館

The Museum of Modern Art, Ibaraki

会期

2007年4月7日(土) ~ 2007年5月20日(日)

展覧会概要

ポップ・アート1960’s→2000’s ポップアート19602000

ポップ・アートは、「ポピュラー・アート」つまり「大衆の芸術」という言葉をルーツとした美術です。その言葉の通り、広告や、コミックブック、映画など、これまで美術のテーマになるとは考えられていなかった大衆の身近にあるイメージを作品の中にとり入れたポップ・アートは、1960年代のアメリカで開花し,またたく間に世界の都市へと広がっていきました。近年、再び大衆文化や既存の美術作品のイメージを借用し、それをコンピュータグラフィクスや写真技術、印刷技術などを駆使して表現する美術が登場し注目を集めています。
本展覧会では、1960年代のポップ・スターであるロイ・リキテンスタイン、アンディ・ウォーホルから、80年代に世界中のアイドルとなったキース・へリング、そして現在活躍中のヴィック・ムニーズ、マリーナ・カポス、デイヴィット・ラシャペルなど、43作家131点により、戦後の美術界をリードし続けるアメリカの戦後美術の一断面をご紹介いたします。

ポップアートとは・・・
60年代ポップアート
作品の主題は、スーパーマーケットに売っているもの、広告、マンガ、映画、等々身近にある物ばかり。芸術というと高尚でわかりにくいものと考えていた人たちにとって、わかりやすいテーマが描いてあるアートは、とても親しみやすいものと感じられました。
ポップ・アーティストたちは、版画の技法を使って制作することが多かったので、同じ作品を同時に沢山制作することが出来、比較的安価であったポップ・アートの作品は世界中に広まっていきました。
ポップ・アーティストたちは、当時流行していたロック・ミュージックのレコード・ジャケットのデザインをしたり、詩人や映画監督と交流したり、美術だけではなく幅広い文化全体を巻き込んだポップ・カルチャームーブメントを巻き起こしました。

80年代以降のポップ・アート
町中に落書きを描くことから始まったキース・ヘリングなどのグラフィティと呼ばれるアートは、まさに大衆のなかから生まれたアートで、若者たちの人気を呼びました。グラフィティは、ヒップ・ホップ・ミュージックと結びついて、アメリカの新しい文化を生み出しました。
コンピューター・グラフィクスや、写真を使った現代的な感覚にあふれた作品は、カラフル、そしてファッショナブルで、アメリカのポップ感覚にあふれています。

主催者
茨城県近代美術館 読売新聞東京本社 美術館連絡協議会
休催日
毎週月曜日、4月30日(月/振)は開館
観覧料
一般830(700)円 高大生580(470)円 小中生350(230)円
( )内は20名以上の団体料金
70歳以上の方は入場無料
(昭和13年4月1日以前生まれの方を含む)
毎週土曜日は高校生以下入場無料
展覧会ホームページ
http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/
展覧会問合わせ先
茨城県近代美術館Tel.029-243-5111

会場情報

茨城県近代美術館 イバラキケンキンダイビジュツカン

The Museum of Modern Art, Ibaraki

会場住所
〒310-0851
水戸市千波町東久保666-1
ホームページ
https://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/
更新日:2010年9月17日
登録日:1999年3月31日