ID:21916
丹波の茶陶
会場
兵庫陶芸美術館
The Museum of Ceramic Art, Hyogo
会期
2007年12月29日(土) ~ 2008年3月23日(日)
展覧会概要
丹波の茶陶 タンバノチャトウ
平安時代末期以降、壺・甕(かめ)・擂鉢などの日用品を主に生産していた丹波でも、茶の湯が流行した桃山時代になると、茶入・茶碗・花入・水指(みずさし)などの茶の湯に用いるうつわを作るようになります。
慶長から元和年間(1596~1624)にかけては、備前焼や伊賀焼など同時期の他窯製品と類似した、歪みを伴った力強い造形の水指や花入を生産しました。また元和から寛永年間(1615~1644)頃には、大名茶人小堀遠州(こぼりえんしゅう)によって採り上げられた耳付茶入「生野(いくの)」(湯木美術館)に代表されるように、茶入や端正な筒茶碗なども新たに作られるようになったと考えられます。
当館の所蔵品は、全但(ぜんたん)バス株式会社社長の田中寛氏(たなかひろし・1904~81)が収集した、「田中寛(たなかかん)コレクション」が母体となっています。田中氏は茶の湯に強い関心をもっていたことから、コレクションには丹波焼の茶陶も含まれています。本展では、当館のコレクションのなかから、丹波焼として伝えられた茶陶を中心に、江戸時代後期の京都で活躍した陶工永楽了全(えいらくりょうぜん・1770~1841)が、丹波焼の船形花入を写した珍しい作品を加え、約30件をご紹介します。
- 主催者
- 兵庫陶芸美術館、丹波新聞社
- 休催日
- 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)年末年始(12月31日・1月1日)
- 開催時間
- 10:00:00 ~ 19:00:00
- ただし、4月~10月の特別展開催中の金・土曜日は21時まで開館(入館は閉館の30分前まで)
- 観覧料
- 特別展の観覧料に含まれます
- 展覧会ホームページ
- http://www.mcart.jp
会場情報
兵庫陶芸美術館 ヒョウゴトウゲイビジュツカン
The Museum of Ceramic Art, Hyogo
- 会場住所
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〒669-2135
篠山市今田町上立杭4
登録日:2007年4月22日