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No. 28-32 ウスターシュ・ル・シュウール《アモルの誕生》《ユピテル、ユノ、ネプトゥヌス、ディアナにアモルを紹介するヴィーナス》《母に叱られ、ケレスの腕のなかへ逃げるアモル》《ディアナ、アポロン、メルクリウスから贈り物を受け取るアモル》《「若さ」と「美」に囲まれ、自分の力を世界に知らしめるようメルクリウスに命じるアモル》

これらの絵画(no. 28–32)は、17世紀パリの上流階級の人々から重用されたフランスの画家、ウスターシュ・ル・シュウールの手になるものです。愛の神アモルの誕生から成人するまでの物語が、時系列で描かれています。ル・シュウールは、1640年代にパリのサン=ルイ島に建てられた個人邸宅、オテル・ランベールの「アモルの間」の天井画を準備する過程で、これらを制作しました。