展覧会ホームページ : http://milkmaid.jp/(※現在は公開されていません)
会期 | 2007年9月26日(水)?12月17日(月) 毎週火曜日休館 |
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会場 | 国立新美術館 企画展示室1E (東京・六本木) 〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2 |
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交通 | 東京メトロ千代田線乃木坂駅6出口 東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から徒歩5分 都営地下鉄大江戸線六本木駅7出口から徒歩4分 |
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開館時間 | 10:00 から18:00まで ※金曜日は20:00まで。入場は閉館の30分前まで。 |
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主催 | 国立新美術館、東京新聞、NHK、NHKプロモーション | ||||||
後援 | 外務省、文化庁、オランダ王国大使館 | ||||||
協賛 | 昭和シェル石油、損保ジャパン、大日本印刷 | ||||||
協力 | KLMオランダ航空 | ||||||
巡回情報 | 本展は日本国内での巡回はありません | ||||||
お問い合わせ | ハローダイヤル 03-5777-8600 | ||||||
観覧料 |
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展覧会概要
スペインからの独立を果たした17世紀のオランダでは、未曾有の経済的発展を背景に、富裕な市民階級が台頭しました。現実的な生活感覚を有する市民たちの趣味は美術の分野にも反映され、風景画や静物画と並んで、日常生活の情景を描き出した風俗画が流行します。
本展は、オランダ美術の宝庫として知られるアムステルダム国立美術館の膨大なコレクションから、ヨハネス・フェルメール、ヤン・ステーンなどオランダ17世紀を代表する画家たちの作品や、外光と大気の表現に鋭い感性を示した19世紀のハーグ派の画家たちの写実的な作品など、油彩画40点、水彩画9点、版画51点を厳選して、17世紀初めから19世紀末までのオランダ風俗画の多様な展開を紹介します。加えて、豪華な工芸品16点の展示により、オランダ上流市民の豊かな暮らしぶりをうかがいます。
また、本展で特筆すべきは、フェルメールの代表作のひとつ《牛乳を注ぐ女》が、日本初公開されることです。台所の片隅で家事労働にいそしむ使用人の女性が、堂々たる存在感と永遠性を持って描き出されたこの作品は、30数点しか現存しないフェルメールの作品のなかでも、とりわけ高く評価されてきました。同じく台所を主題にした他の画家たちの風俗画も数多く出品される本展は、《牛乳を注ぐ女》の特質、それが生み出された背景、その後の風俗画に与えた影響などを明らかにする、またとない機会となるでしょう。また、リュートなどの古楽器(*)を展示するとともに、フェルメールの画業を紹介するコーナーも設けます。ぜひご覧ください。
*古楽器協力:上野学園大学
取材に関するお問い合わせ
フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展 広報事務局
〒104-8158 東京都中央区銀座7-22-2 同和ビル7F
共同PR内 Tel: 03-3575-9823 Fax: 03-3574-0316